ベンゲット州トゥブライ町アンボンドラン村

コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)が、2014年4月にイオン環境基金の助成で開始した事業です。水源共有地に水源涵養と森林再生のための在来種を中心とした植樹を行うとともに、森林破壊がこれ以上進まないように、アグロフォレストリー(森林農法)によるアラビカ・コーヒーの栽培技術の指導をしました。

水不足に悩むトゥブライ町の環境資源事務所が全面的に協力し、アンボンドラン町の住民だけでなく、自治体職員、外部のボランティアも参加して町をあげての植樹活動は順調に行われました。

2016年度までの3年事業の総植樹数は約68,500本、そのうちアラビカ・コーヒーは27000余を植樹しました。苗木場の建設と、小学校、高校での環境教育ワークショップも開催しました。

 アンボンドランとは「虹のかかるところ」という意味。棚田や洞窟の残る美しい村でのコーヒー栽培です。