CGNのコーヒー生産サポート事業地

アラビカ・コーヒーの栽培は、コーディリエラ山岳地方の先住民族の生計向上と環境保全に大きく貢献できると、農業省、環境資源省、通商産業省、地方自治体、地元国立大学、NGOなどが技術指導、苗木や機材の支給を行っています。北ルソンの中心都市・バギオ市に拠点を置く環境NGO「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)」では、2006年に山岳地方のコミュニティで、アグロフォレストリー(森林農法)によるコーヒー栽培事業を開始し、現在も継続しています。CGNの代表的なコーヒー事業地を紹介します。

 

ベンゲット州キブンガン町サグパッド村

2003年、コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)はキブンガン町で森林再生事業を開始しました…


マウンテン州バーリグ町カダクラン地区

カダクランはバギオ市から車で約10時間、深い山間にある美しい町です。2010年7月から2011年6月の一年間、…


ベンゲット州マンカヤン町バリリ村

環境NGO「マナラボー環境と平和のための学びデザイン」とともに2018-2019年におこなった苗木の実験的生産プロジェクト」…


ベンゲット州トゥブライ町コロス集落

コロス集落は、バギオ市から車で北に約1時間半ほどの距離にあります。人口は約500名、約130世帯。……


ベンゲット州トゥブライ町バアヤン村

2016年から2019年の3年間、CGNはJICA横浜とWE21ジャパンとともに組織強化と品質向上を目的とした事業を実施しました。


ベンゲット州トゥバ町キャンプ1村&キャンプ3村

 

ベンゲット州トゥバ町は広範囲に広がっています。バギオとマニラをつなぐ、マルコス・ハイウエイ沿いだけでなく…


ベンゲット州カパンガン町サグボ村

イオン環境財団の助成によるベンゲット州カパンガン町サグボ村での水源保全と再生事業は2012年に開始され、…… 


ベンゲット州トゥブライ町アンボンドラン村

コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)が、2014年4月にイオン環境基金の助成で開始した事業です。……




 CGNは収穫が始まった栽培地では、収獲したコーヒーの実の精製・乾燥・貯蔵などの技術指導も行っています。さらに、生産地で品質評価ができるようになるための人材育成や、栽培農家の利益を守るためのフェアトレード事業、コーヒー農家のネットワークを強化するための組織強化事業も開始しています。

 

コーヒーの品質向上とコーヒー組織の強化事業に関しては、コーディリエラ・グリーン・ネットワークのサイトをご覧ください。

コーディリエラ・グリーン・ネットワーク「コーヒー品質向上事業」